EGC展

EGC《ELEVEN Girls Arts Collection》

ながの東急・別館シェルシェ5階ホール

2011.12.9(金)~14(水)

 

仕事の休み日を利用して

展覧会最終日に観に行ってきました。

 

松屋銀座での展示は、少ししか見れなかったのですが、今回は時間をかけて一点一点の作品をゆっくりと鑑賞することができました。

 

小柳さん、お誘いありがとう(*^_^*)

小柳優衣さん の銅版画。今回は大きめの作品もあり、マット色にも工夫を凝らしていて、個展の時とはまた違った印象を受けました。繊細で感性豊かな表現力と洗練された構図。。。何といってもこの独特のレトロな色調が作品に感情を与えています。時には語りかけてきたり、時には音楽を奏でたり・・・と、観る人を楽しませてくれる絵だと思います。多穴マットのオムニバス作品もストーリー性が生まれて素敵でした☆

 

お隣の展示は谷田恵実さん。一目見て作品に惚れました☆引き込まれます!  小さな画面の中に感性をギュッと詰め込んだような奥深い色合いに、無限の宇宙を感じます☆ 何時間でも絵の前に立って眺めていたくなるような不思議な魅力がありますね。題名の付け方もセンスがあって好きです。いつかお買い上げして自分の部屋に飾りたい! いろいろお話しできて、楽しい時間をありがとうございました。

 

会場に入ってまず目を引いたのは、Saoriさん 半立体作品でした(写真中央左)。陶土とアクリル画の融合。小さな生命の力強さ、それを包み込む優しさ・・・‘いのち’について考えさせられる作品です。筆などの媒体を通さず、直に手の中で想いを込めて創り出された‘小さな女体’は、今にも動き出しそうなくらいのバイタリティーに満ち溢れています☆ 

横浜・菊名神社の天井画も手掛けているSaoriさん。そちらも今度ぜひ観に行ってきたいと思います。

 

CHIKU(種村千明)さん の切り絵(写真左下)。さまざまな種類の紙を駆使して作り上げられた独特の世界観に魅せられました。表情豊かな一つ一つのパーツが絶妙なバランスで配置され、メルヘンチックな世界の中に、緻密に計算された強い知性を感じます。 そして、じっと眺めていると優しさに包まれて、こころが温かくなれる作品です☆

 

小山内愛美さん 作品(写真中央下)は油彩画のように見える日本画。印象派を思わせる描写でした。森の木漏れ日・若葉の煌めき・雪明り・・・など、“光”の表現力が素晴らしく上手い! 自然を体いっぱいで感じ取って、それを絵筆に籠めて画面にぶつけているような、パワフルさもあると思います。

 

川又仁奈さん (写真右下)。活き活きと描かれた‘線’がとても美しいです。躍動感・質感を見事に表現していると思います。人物の内なる感情が淡い背景色を通して伝わってきて、自然と感情移入できますね。哀愁を感じる絵が多かった中。。。ピエロの作品が異彩を放っていました☆

 

 

たくさんの素敵な作品にふれ、幸せな時間を過ごすことができて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

これからもずっと応援しております(^^)